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便秘について

愛知県一宮市の本町商店街にある「本町さとう内科クリニック」では、お腹の張りや排便の困難さに悩む多くの患者さんと向き合っています。便秘は日常的な症状と思われがちですが、放置すると生活の質を大きく下げ、時には重大な疾患のサインであることも少なくありません。当院では、日本内科学会認定 総合内科専門医および日本循環器学会認定 循環器専門医としての知見を活かし、単に下剤を処方するだけでなく、背景にある全身の健康状態や生活習慣を詳しく確認しながら診療を進めています。

私たちは、患者さん一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせた治療を大切にしています。一宮駅から徒歩5分という通いやすい立地を活かし、お仕事帰りや買い物ついでに気軽にご相談いただける環境を整えています。特に、頑固な便秘に対しては、当院の強みである漢方外来によるアプローチや、お腹の状態を詳しく診察することで、根本的な解決を目指します。便秘にお悩みの方は、ぜひ私たち本町さとう内科クリニックにご相談ください。

便秘の原因

便秘の原因は多岐にわたり、一つだけでなく複数の要因が重なっていることが一般的です。私たちは、診察を通じて患者さんの生活の中にどのようなリスクが潜んでいるかを丁寧に探っていきます。臨床でよく見られる主な原因には以下のものがあります。

生活習慣に関連する原因

最も多く見られるのが、日々の食生活や活動量に関連するものです。食事の量が極端に少なかったり、食物繊維や水分が不足していたりすると、便が硬くなって通りが悪くなります。また、運動不足は腸の動き(ぜん動運動)を弱める大きな要因となります。当院では、これらを改善するための具体的なアドバイスも行っています。

ストレスと自律神経の乱れ

腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、精神的な影響を受けやすい臓器です。過度なストレスや環境の変化、睡眠不足などは自律神経を乱し、腸の動きを停滞させます。特に、忙しくて便意を我慢し続ける習慣がある方は、直腸の感受性が低下して「直腸性便秘」を招きやすいため注意が必要です。

加齢による身体機能の変化

年齢を重ねると、腹筋の力が衰えたり、腸自体の動きがゆっくりになったりします。また、喉の渇きを感じにくくなることで水分摂取量が減り、便が硬くなるケースも多いです。高齢の方で「最近お腹が張って苦しい」と感じる場合は、腸の老化だけでなく、他の全身疾患が隠れていないかを確認することが重要です。

薬剤による影響

他の病気の治療のために服用しているお薬が、副作用として便秘を引き起こすことがあります。代表的なものには、咳止め、痛み止め、抗不安薬、血圧を下げる薬の一部(カルシウム拮抗薬など)があります。当院では、お薬手帳を確認しながら、現在のお薬と便秘の関連性を慎重に調査いたします。

疾患に伴う便秘

便秘の背景に、内臓の病気が隠れている場合があります。糖尿病による神経障害や、甲状腺機能低下症などの代謝性疾患が原因で腸の動きが阻害されることがあります。糖尿病に関しては、当院ではHbA1c検査を即日実施可能です。血糖値の状態を確認しながら、適切なアプローチをご提案します。

糖尿病の管理については「糖尿病について」のページを参照してください。

便秘によって引き起こされる病気

「たかが便秘」と放置してしまうと、思わぬ二次的な病気を引き起こすことがあります。私たち医師が便秘の治療を重視するのは、以下のような深刻なトラブルを予防するためでもあります。

肛門疾患(痔)

硬い便を無理に出そうとして強くいきむことで、肛門付近の血管がうっ血したり、粘膜が切れたりします。これが「いぼ痔」や「切れ痔」の原因となります。痔になると排便時の痛みを恐れてさらに便を我慢してしまい、便秘が悪化するという悪循環に陥る患者さんも少なくありません。

大腸憩室炎

腸管内の圧力が高い状態が続くと、腸壁の一部が外側に袋状に飛び出す「憩室(けいしつ)」というものができることがあります。この袋の中に便が詰まって炎症を起こすのが憩室炎です。強い腹痛や発熱を伴うことがあり、重症化すると入院加療が必要になる場合もあります。

腸閉塞(イレウス)

極度に溜まった便が腸を完全に塞いでしまう状態です。便が出ないだけでなく、ガスも出なくなり、激しい腹痛や嘔吐を引き起こします。特に高齢の方や、過去にお腹の手術を受けたことがある方は、便秘がきっかけで腸閉塞を起こすリスクがあるため慎重な管理が求められます。

心血管疾患への悪影響

循環器専門医の視点から特に注意喚起したいのが、排便時の強いいきみによる心臓への負担です。便秘でいきむと血圧が急上昇し、心不全の悪化や不整脈、さらには心筋梗塞や脳卒中の引き金になることがあります。心臓に持病がある方にとって、便秘管理は命に関わる重要な課題です。

心臓への負担が気になる方は「循環器内科について」のページも併せてご覧ください。

便秘の処置や治療法

当院では、一時的に便を出すだけの処置ではなく、患者さんの腸が自力で動けるようになるための治療を心がけています。一人ひとりの便の状態(硬さや頻度)や、ライフスタイルに合わせて、いくつかの方法を組み合わせて進めていきます。

生活習慣と食事の改善指導

治療の基本は、薬に頼りすぎない体作りです。私たちは、以下のような具体的な生活習慣の改善をご提案しています。

  • 規則正しい食事と、朝起きてすぐの一杯の水で腸を刺激する。
  • 水溶性食物繊維(海藻、もち麦など)と不溶性食物繊維(根菜類など)をバランスよく摂取する。
  • 適度なウォーキングや腹部マッサージで、外部から腸に刺激を与える。
  • 便意を感じたら我慢せず、すぐにお手洗いに行く習慣をつける。

内服薬による治療

生活習慣の改善だけでは不十分な場合、お薬の力を借りることもあります。近年は新しいタイプのお薬も登場しており、患者さんの症状に細かく対応できるようになっています。

浸透圧性下剤

便の中に水分を引き込み、便を柔らかくして出しやすくするお薬です。代表的なものに酸化マグネシウムがあります。習慣性が少なく使いやすいですが、腎機能が低下している方は注意が必要なため、当院では採血結果を確認しながら慎重に処方します。

刺激性下剤

腸の粘膜を直接刺激して動かすお薬です。即効性がありますが、連用すると腸が慣れてしまい、薬がないと動かなくなる「耐性」ができる可能性があります。当院では、どうしても出ない時のレスキューとして、期間を限定して使用することをお勧めしています。

上皮機能変容薬

腸管内の水分分泌を促す比較的新しいタイプのお薬です。便を柔らかくするだけでなく、腸の輸送機能を高める効果が期待できます。従来のマグネシウム製剤や刺激性下剤では効果が不十分だった方にも、ご自身に合った選択肢として提案しています。

当院の強み:漢方薬によるアプローチ

当院には漢方外来があり、便秘に対しても積極的に漢方医学的な視点を取り入れています。「お腹が冷えて動かないタイプ」「ストレスでガスが溜まりやすいタイプ」「体力が低下して押し出す力がないタイプ」など、証(しょう - 体質や状態)に合わせて処方します。西洋薬だけではスッキリしないという方にも喜ばれています。

漢方治療の詳細については「漢方外来」のページを参照してください。

便秘についてのよくある質問

Q1. 毎日出ないと便秘ですか?

A1. 排便頻度は人それぞれですが、毎日出なくても、排便時に苦痛がなくスッキリと出ているのであれば問題ありません。逆に、毎日出ていても「便が硬くて出すのが大変」「残便感がある」「お腹が張って苦しい」といった症状がある場合は、医学的には便秘と考えられます。

Q2. 市販の便秘薬を飲み続けても大丈夫ですか?

A2. 市販薬の多くには「センナ」や「大黄」といった刺激成分が含まれています。これらを長期間連用すると、腸の神経が変性し、自力での排便が困難になる「下剤結腸」という状態を招くリスクがあります。早めに医療機関を受診し、根本的な治療に切り替えることをお勧めします。

Q3. 便秘と一緒に腹痛があるのですが受診すべきですか?

A3. 強い腹痛、嘔吐、血便、急激な体重減少などを伴う便秘は、大腸がんや腸閉塞などの深刻な病気が隠れている可能性が否定できません。これらの症状がある場合は、できるだけ早く受診してください。一宮市の当院では、腹診や検査を通じて速やかに原因を調査します。

Q4. 水分をたくさん飲めば便秘は治りますか?

A4. 水分摂取は重要ですが、それだけで治るとは限りません。特に冷たい水を大量に飲むとお腹を壊す原因にもなります。また、心臓や腎臓に持病がある方は過度な水分摂取が負担になるため、循環器専門医の指導のもとで適切な量を設定する必要があります。

院長より

便秘は、お腹の不快感だけでなく、全身の健康の鏡でもあります。愛知県一宮市の本町商店街で診療を行う本町さとう内科クリニックでは、地域のみなさんが「お通じの悩み」を恥ずかしがらずに相談できる場所でありたいと考えています。私は総合内科専門医として全身をくまなく診るとともに、循環器専門医として便秘が心臓に与えるリスクにも目を光らせています。

当院の強みは、即日結果が出る検査体制や、漢方外来を用いたきめ細やかな治療アプローチにあります。特に漢方治療は、これまで「薬を飲むとお腹が痛くなる」「下剤が手放せない」と悩んでいた方に、新しい選択肢を提供できるはずです。尾張一宮駅から徒歩5分という好アクセスで、専用駐車場も5台完備しておりますので、お車でも安心してお越しいただけます。

お腹の悩みは、日々の笑顔を奪ってしまいます。まずは丁寧にお話を伺い、苦痛を和らげることから始めましょう。どんな些細なことでも構いません。私たちと一緒に、お腹の中から健康で健やかな毎日を取り戻しませんか。スタッフ一同、優しく丁寧な対応を心がけて、あなたのご来院をお待ちしております。

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