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心臓神経症について

愛知県一宮市の本町商店街内に位置する本町さとう内科クリニックでは、心臓の病気を心配して来院される患者さんの不安に真摯に向き合っています。心臓神経症は、動悸や胸の痛み、息切れといった心臓の病気を疑わせる症状があるにもかかわらず、心電図や心臓超音波検査などの精密検査を行っても心臓自体には目立った異常が見つからない状態を指します。尾張一宮駅から徒歩5分という通いやすい場所にある当院では、日本循環器学会認定 循環器専門医である院長が、患者さんの不安を一つひとつ丁寧に取り除き、心身ともに健やかな生活を取り戻すお手伝いをいたします。

心臓神経症の背後には、精神的なストレスや自律神経の乱れが隠れていることが多く、ご自身で「心臓が悪いのではないか」と思い詰めることで、さらに症状が悪化してしまうという悪循環に陥りやすいのが特徴です。私たちは、単に「異常ありません」で終わらせるのではなく、なぜその症状が出ているのかを一緒に考え、適切な治療方針をご提案します。当院では心電図や心臓超音波検査を即日で実施し、その場で結果を詳しく説明することが可能です。まずはしっかりと検査を行い、心臓の大きな病気が隠れていないかを確認することが、回復への第一歩となります。

心臓神経症の症状について

心臓神経症の症状は、患者さんによって非常に多岐にわたりますが、共通しているのは「心臓の異常を強く意識してしまう」という点です。これらの症状は、激しい運動をした後だけでなく、安静にしているときやリラックスしようとしているときにも突然現れることがあります。代表的な症状を詳しく見ていきましょう。

胸の痛み(胸痛)

心臓神経症で見られる胸の痛みは、狭心症や心筋梗塞による痛みとは性質が異なることが多いです。鋭く刺すような痛みや、数秒から数分で消える一時的な痛みが特徴的です。

  • チクチク、ズキズキとした針で刺されるような痛み。
  • 胸の特定の場所(指で指せる範囲)が短時間痛む。
  • 痛みへの不安から、深呼吸をしようとするとさらに苦しく感じる。

胸痛の詳細については「胸痛」のページを参照してください。

動悸(心臓のドキドキ感)

自分の心臓の拍動を過剰に感じてしまう症状です。不整脈が実際に出ている場合もありますが、心臓神経症では「心拍数が少し上がっただけで激しい動悸として感じる」といった感覚の過敏さが目立ちます。

  • 安静にしているのに、心臓が口から飛び出しそうなほど強く感じる。
  • 脈が一瞬飛ぶような感覚があり、強い不安に襲われる。
  • のどのあたりまで脈動が響くように感じる。

動悸の詳細については「動悸」のページを参照してください。

息切れと呼吸の苦しさ

実際には血液中の酸素濃度が十分に保たれているにもかかわらず、空気が足りないような感覚(呼吸困難感)を覚えることがあります。これが高じると、過呼吸(過換気症候群)を引き起こすこともあります。

  • 何度も深く息を吸い込まないと苦しい感じがする。
  • 胸が締め付けられるようで、十分に空気が入ってこない。
  • 人混みや閉鎖的な場所に行くと、呼吸が浅くなり苦しくなる。

息切れの詳細については「息切れ」のページを参照してください。

その他の全身症状

自律神経のバランスが崩れることで、心臓以外の場所にも様々な不調が現れることが一般的です。

  • めまい、立ちくらみ、ふらつき感。
  • 夜なかなか眠れない、途中で目が覚めるといった睡眠の悩み。
  • 手足のしびれや、冷や汗、全身の倦怠感。

めまいの詳細については「めまいについて」のページを参照してください。

心臓神経症の原因について

心臓神経症の直接的な原因は、心臓という臓器そのものの異常ではなく、自律神経の乱れとそれに関わる心理的な要因にあります。私たちの体は、緊張をつかさどる交感神経と、リラックスをつかさどる副交感神経がバランスを取りながら動いていますが、このバランスが崩れると、心臓に異常がないのに心臓の不調として脳が認識してしまいます。

精神的ストレスと環境の変化

仕事での重圧、人間関係の悩み、家庭内のトラブルなど、強い心理的ストレスが引き金となります。特に、身近な人が心臓病で亡くなったり倒れたりした経験があると、「自分も同じようになるのではないか」という強い恐怖心が心臓への意識を過剰にさせることがあります。

性格的な要因

几帳面な方、責任感が強い方、あるいは物事を深く考えすぎてしまう慎重な性格の方に多く見られる傾向があります。わずかな体の変化を「重大な病気の予兆ではないか」と捉えてしまい、その不安がさらに交感神経を刺激して症状を強くしてしまうのです。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や慢性的な過労は、自律神経の調整能力を低下させます。また、カフェインの過剰摂取や喫煙、アルコールなども心臓を刺激し、動悸を感じやすくする要因となります。愛知県一宮市周辺で働くお忙しい世代の方も、こうした不規則な生活から症状が出るケースが多く見られます。

心臓神経症の病気の種類について

心臓神経症そのものは一つの疾患概念ですが、その現れ方や背景となる精神状態によっていくつかのタイプに分けることができます。医師が診断を行う際は、これらの傾向を把握することで、より患者さんに適した治療法を選択します。

1.動悸優位型

脈拍の乱れや拍動の強さを主な訴えとするタイプです。自分の脈を頻繁に確認してしまう癖がついていることが多く、少しの変動でパニックに近い状態になることもあります。

2.胸痛優位型

胸の痛みや違和感を主な症状とするタイプです。狭心症への不安が非常に強く、痛みの場所や持続時間を細かく記録されている方もいらっしゃいます。

3.呼吸困難型

息苦しさや空気が薄い感覚を主に訴えるタイプです。不安が高まると過呼吸になりやすく、しびれや冷や汗を伴うことが多いのが特徴です。

4.パニック障害合併型

強い不安発作を伴い、心臓が止まってしまうのではないか、死んでしまうのではないかという恐怖感に支配される状態です。この場合は心臓のケアとともに、メンタル面の専門的なアプローチが重要になります。

心臓神経症の治療法について

治療の最大の目的は「心臓には大きな病気がない」ということを心から納得し、安心感を得ることです。本町さとう内科クリニックでは、循環器専門医の視点から、医学的根拠に基づいた安心を提供することを大切にしています。

精密検査による安心の提供

まずは、本当に心臓に異常がないかを確認することが不可欠です。当院では以下の検査を必要に応じて行います。

  • 心電図検査・・その時の心臓の電気的な動きを確認します。
  • 心臓超音波検査(心エコー)・・心臓の形や動き、弁の状態を即日で確認し説明します。
  • 24時間ホルター心電図・・日常生活の中での脈の乱れを詳しく解析します。

検査の結果、異常がないことが客観的に証明されるだけで、症状が軽くなる患者さんは少なくありません。 循環器内科での精査が、治療の第一歩となります。

循環器内科での診療の詳細については「循環器内科について」のページを参照してください。

生活習慣の改善指導

自律神経を整えるために、規則正しい生活リズムを整えるアドバイスを行います。適度な運動は、心臓への自信を取り戻すためにも効果的です。ウォーキングなど、一宮市の街並みを楽しみながらできる軽い運動から始めるようお勧めしています。

薬物療法

症状が強く、日常生活に支障が出ている場合には、お薬の力を借りることもあります。

  • 抗不安薬・・不安感を和らげ、自律神経の興奮を抑えます。
  • β遮断薬・・動悸を物理的に抑え、心臓のドキドキ感を軽減します。
  • 漢方薬・・体質に合わせて自律神経のバランスを整えます。

漢方によるアプローチについては「漢方外来」のページを参照してください。

心臓神経症についてのよくある質問

Q1. 心臓に異常がないのに、どうしてこんなに痛いのですか?

A1. 脳が心臓のわずかな動きを過剰に拾い上げて、痛みとして認識してしまっているからです。実際には心臓の筋肉や血管は健康であっても、神経が敏感になることで強い痛みを感じることがあります。

Q2. 放置しておくと心臓病になりますか?

A2. 心臓神経症そのものが原因で、心筋梗塞などの心臓病に進行することはありません。ただし、ストレスは高血圧などの生活習慣病のリスクを高めることがあるため、適切な管理は必要です。

Q3. 何科を受診すれば良いですか?

A3. まずは循環器内科を受診することをお勧めします。心臓病でないことを確認することが最優先だからです。そこで異常がなければ、必要に応じて心療内科などと連携することもあります。

院長より

心臓に違和感があるとき、誰もが「もしかしたら危ないのではないか」と不安になるものです。その不安は決して恥ずかしいことではありません。しかし、一人で悩み続けると、そのストレス自体がさらに症状を悪化させる原因になってしまいます。

私たち本町さとう内科クリニックでは、日本循環器学会認定 循環器専門医および日本内科学会認定 総合内科専門医としての知見を活かし、患者さんの不安を科学的な検査と丁寧な対話で解消していくことを診療の柱としています。当院の強みは、心臓超音波検査などを即日に実施し、その日のうちに結果をお伝えできるスピード感です。何日も検査結果を待つ不安を患者さんに与えません。

尾張一宮駅から徒歩5分、本町商店街という地元の皆様に親しまれた場所で、皆様の「心の平穏」を守るお手伝いをしたいと考えています。「こんな些細なことで受診してもいいのか」とためらわず、まずは一度、当院までご相談ください。私たちは、あなたが安心して毎日を過ごせるようになるまで、誠実に寄り添い続けます。

一般内科としての幅広い対応も可能ですので、心臓以外の不調も併せてご相談いただけます。詳しくは「一般内科について」のページをご覧ください。

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