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糖尿病の合併症①神経障害

糖尿病の合併症

糖尿病の3大合併症は「神経障害」「網膜症」「腎障害」の3つになります。

頭文字から「しめじ🍄‍🟫」と覚えてくださいね。

細かい血管が傷つけられて生じる細小血管症ととばれます。

まずは今回は神経障害について解説します。

糖尿病性神経障害

神経障害は障害される種類によって症状が異なってきます。

抹消神経障害(感覚神経・運動神経)

・足先や手足のしびれ

・手足の先にチクチクする痛みやジンジンする感じがある

・足の感覚が鈍くなっている・違和感がある

上記のような症状が代表的です。手足の感覚や運動をつかさどる神経に起こります。全身の神経の中でも足先・足裏から起こりやすいと言われています。

足の変化を変化を見逃さないように、普段からご自身の足の状態の観察が重要になります。

小さな靴ずれやヤケドから。感覚が鈍くなっている影響で気づかずに過ごされていると、重篤に感染が拡大したり、潰瘍が出来ることがあります。

 

自律神経障害

・立ち眩み

・便秘や下痢

・発汗異常

・勃起障害

・膀胱機能障害(残尿感・尿の勢いが弱い・尿漏れがある)

・無痛性心筋梗塞

胃や血管などの働きを調整する神経が障害されると、上記の症状が出現します。膀胱機能障害に関しては尿路感染症の原因になりうるので注意が必要です。

また無痛性心筋梗塞に関しては、本当は「胸を締め付けられるような」「胸を押しつぶされるような」激しい痛みを伴う心筋梗塞が、神経障害のために痛みが麻痺してしまい、気づかないままに心臓の血管(冠動脈)が詰まってしまう状態です。

 

局所神経障害

・動眼神経麻痺

・顔面神経麻痺

・手根管症候群

突然に神経麻痺の症状が出現することがあります。外眼筋麻痺(動眼神経・滑車神経・外転神経の障害)と顔面神経麻痺が多いです。発症は罹病期間や血糖コントロールには相関せず、95%以上の症例で3か月以内に寛解します(糖尿病治療ガイド2024より抜粋)。

当院での検査・治療

神経障害を完全に治す方法はなかなか現状はなく、対症療法がメインとなってきます。

ただまず基本になるのが血糖値を安定化させ、HbA1Cを改善させることになります。

当院では来院当日に数分で結果が出ますので、即日にお薬の調整が可能になります。

詳細はリンクをご覧ください。 糖尿病について

具体的な神経痛の薬としては、プレガバリンやデュロキセチン、トラムセットなどを患者さんの状態に応じて、相談の上でご処方させていただきます。また漢方薬も使用することがあります。

無痛性心筋梗塞に対して

当院は私が循環器内科専門医ですので、心臓病治療に力を注いでいます。

無痛性心筋梗塞は患者さん自体は基本的には症状がその瞬間には出ませんので、定期的な心電図検査や胸部レントゲン検査、心臓超音波検査で判明することが多いです。

心臓突然死や、息切れ・動悸につながる心不全の予防のために、定期的な検査をお勧めしています。

内服治療に加えて、心臓の精密検査(心臓CTや心臓カテーテル検査)が必要になることもありますが、市内の総合病院とは密に連携をとっていますので、責任をもってご紹介させていただきます。

またまずは大前提として心筋梗塞にならないように、糖尿病の管理にも力を注いでいます。

ご不安な症状がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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