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貧血について

「最近、階段を上るだけで息が切れる」「体がだるくてやる気が出ない」といった症状でお困りではありませんか。愛知県一宮市の本町商店街にある本町さとう内科クリニックでは、このようなお悩みを抱えた患者さんが毎日多く来院されます。貧血は、血液中で酸素を運ぶ役割を持つヘモグロビンが減ってしまう状態で、全身が酸素不足に陥るため、放置すると心臓や脳に大きな負担をかけてしまいます。

私たちのクリニックは、尾張一宮駅から徒歩5分の通いやすい立地にあり、循環器専門医および総合内科専門医の視点から、貧血の背後に隠れた重大な病気を見逃さない精密な診療を心がけています。血液検査の結果も迅速にお伝えできる体制を整えておりますので、少しでも不安を感じたら、本町さとう内科クリニックへお気軽にご相談ください。

貧血の原因

貧血を引き起こす原因は多岐にわたりますが、基本的には「血液を作る材料が足りない」「作った血液を失っている」「血液をうまく作れない」という3つのパターンに分けられます。私たちが臨床で最も多く遭遇するのは、鉄分が不足するタイプです。

鉄分の不足(鉄欠乏性貧血)

体内の鉄分が不足することで、ヘモグロビンが十分に作られなくなる状態です。偏った食事による摂取不足や、成長期・妊娠中などの需要増大が原因となります。また、女性の場合は月経による出血が主な原因となることが多いです。

また隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)といって、採血上、ヘモグロビンは正常範囲内でも鉄の貯金であるフェリチン(貯蔵鉄)が基準を大幅に下回り、鉄剤が必要な状態もあります。当院では貧血を疑う患者さんにはこのフェリチンも含めて採血することで、隠れ貧血に対しても見逃しがないようにしています。

体内のどこかからの出血

自覚症状のない出血が貧血を招くことがあります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、あるいは癌(がん)などの消化器疾患によって、じわじわと血液が失われているケースです。当院では総合内科の視点から、消化管出血の可能性も慎重に検討します。

造血機能の低下

血液を作る工場である骨髄(こつずい)の機能が低下することで起こります。ビタミンB12や葉酸の不足、あるいは腎臓の機能が低下して赤血球を作るホルモンが出なくなることも原因となります。

貧血によって引き起こされる病気

貧血は単なる「血が薄い状態」ではありません。全身の臓器が酸素欠乏の状態になるため、さまざまな二次的な疾患や体調不良を誘発します。

心不全(しんふぜん)

血液中の酸素が少ないと、心臓は全身に酸素を届けようとして、普段よりも激しくポンプ機能を働かせなければなりません。このオーバーワークが長期間続くと、心臓が疲弊して心不全を招く恐れがあります。当院の院長は循環器専門医ですので、貧血による心臓への影響を精密に評価することが可能です。

心臓への負担が心配な方は「心不全について」のページも併せて参照してください。

狭心症(きょうしんしょう)の悪化

心臓の筋肉自体に酸素を送る冠動脈(かんどうみゃく)に動脈硬化がある場合、貧血によって酸素供給がさらに滞ることで、胸の痛みが出やすくなります。これは非常に注意が必要な状態です。

胸の痛みを感じる方は「胸痛」のページをご確認ください。

認知機能への影響やめまい

脳への酸素供給が不足すると、集中力の低下や強い眠気、そして「ふわふわする」といった浮動性めまいが生じることがあります。特にご高齢の方の場合、貧血を認知症と見間違えてしまうこともあるため注意が必要です。

めまいの症状にお悩みの方は「めまいについて」のページも参考にしてください。

貧血の処置や治療法

貧血の治療において最も大切なのは、数値だけを戻すことではなく、なぜ貧血になったのかという根本原因を解決することです。本町さとう内科クリニックでは、患者さん一人ひとりの背景に合わせた治療プランを提案します。

鉄剤による薬物療法

鉄欠乏性貧血の場合、まずは不足している鉄分を補う治療を行います。内服薬(飲み薬)が一般的ですが、胃腸への負担を考慮し、副作用の出にくい種類を選択したり、服用時間を調整したりするなどの工夫をします。

食事療法・生活習慣の改善

日々の食事から鉄分を効率よく摂取するためのアドバイスを行います。

  • 赤身の肉や魚、レバーなどヘム鉄を多く含む食品の摂取
  • 鉄分の吸収を助けるビタミンCを一緒に摂る
  • 緑茶やコーヒーなど、鉄の吸収を妨げる成分(タンニン)の摂取タイミングをずらす
  • 規則正しい生活で、造血に必要な栄養バランスを整える

原因疾患の直接的治療

もし貧血の原因が胃潰瘍や婦人科疾患にある場合は、それぞれの専門的な治療が必要です。当院では血液検査や超音波検査を駆使して原因を追究し、必要に応じて地域の基幹病院とも連携しながら、早期の回復を目指します。

貧血についてのよくある質問

Q1. 市販のサプリメントで鉄分を補っても大丈夫ですか?

A1. 軽い不足であれば補助的に使うのは良いですが、貧血の背後に重大な病気が隠れている可能性もあります。まずは医療機関で血液検査を受け、原因をはっきりさせることを強く推奨します。

Q2. 健康診断で「貧血気味」と言われましたが、症状がなければ放置していいですか?

A2. 症状がないからといって放置するのは危険です。体が貧血状態に慣れてしまっているだけで、心臓や臓器には着実に負担がかかっています。数値に異常が出た段階で、一度ご相談ください。

Q3. 鉄剤を飲むと便が黒くなりますが問題ありませんか?

A3. 鉄剤を服用すると、吸収されなかった鉄分が排出されるため便が黒くなることがありますが、これは薬の影響ですので心配ありません。ただし、腹痛や激しい下痢を伴う場合は調整が必要ですので、医師にお伝えください。

お腹の不調が気になる方は「下痢について」のページもご覧ください。

Q4. 注射で鉄分を補うことはできますか?

A4. 胃腸の副作用でどうしても飲み薬が続けられない方や、手術前などで急速に数値を上げる必要がある場合には、点滴や注射による鉄剤投与を行うことがあります。当院でも症状に応じて判断いたします。

院長より

愛知県一宮市の本町さとう内科クリニック、院長の佐藤暢祐です。貧血は、私たちが日常的に診察する症状の中でも、非常に奥が深く、同時に「見逃してはならないサイン」が隠されているものです。私は循環器専門医として、貧血が心臓に与えるストレスを数多く目の当たりにしてきました。心不全や不整脈の背景に、実はひどい貧血があったというケースは決して珍しくありません。

また、総合内科専門医として、全身の健康状態を俯瞰的に診ることを大切にしています。「ただの疲れだろう」と思っていた症状が、貧血を治療しただけで劇的に軽くなり、毎日が明るくなったと喜んでくださる患者さんもたくさんいらっしゃいます。私たちは、患者さんが抱える「なんとなくの不調」を丁寧にお聴きし、精密な検査を通じて納得のいく解決策を見つけることを使命としています。

当院は本町商店街の中にあり、お買い物ついでに立ち寄っていただけるような、温かく親しみやすいクリニックを目指しています。専用駐車場も5台完備し、提携駐車場もございますので、お車での来院もスムーズです。「こんなことで受診してもいいのかな」と迷わず、ぜひ一度、私たちのクリニックの扉を叩いてみてください。あなたの大切な健康を守るため、スタッフ一同、誠心誠意サポートさせていただきます。

当院の特徴については「診療内容」のページもご覧ください。

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